フィナステリドの効果と副作用を徹底解説!性欲減退、勃起不全、鬱…
皆さんはフィナステリドという言葉をご存知でしょうか?
育毛剤に関心があったり、薄毛のコンプレックスがある方は既に聞いたことがあるかもしれませんね。
WEB上で育毛剤や薄毛について検索すると、かなり高い確率でフィナステリドが関連付いてヒットすることから、今注目のワードになるのではないかと思います。
そこで今回は、既に知っている方も知らない方も含め、フィナステリドについて解説していきます。
目次
AGAに効果あり?フィナステリドとは何か
フィナステリドとは、薄毛治療に大きな効果が期待される有効成分のことを指します。
もともとはガン治療の際に使用されていた薬でしたが、投与した際に毛が濃くなるという症例が出たことから研究が進み、その結果AGA(男性型脱毛症)による抜け毛に対して非常に効果があるということが判明しました。
そもそもAGAが起こる原因は、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが、5α-リダクターゼと結合することによって、ジヒドロテストステロンという抜け毛を促進させる男性ホルモンに変化してしまうからです。
しかしフィナステリドでは、ジヒドロテストステロンとジヒドロテストステロンの結合を防止することができるため、AGA予防に繋がるという流れになります。
プロペシアとは何が違うのか?
なぜプロペシアとフィナステリドが関連付いてしまうのかというと、フィナステリドがプロペシアという商品の主成分になるからです。
つまりプロペシアという商品を摂取することは、同時にフィナステリドも服用しているという意味になるということ。
こう書くと簡単な違いのように思えますが、意外とプロペシアとフィナステリドを一つの成分と捉えてしまう方も少なくないため、ここで解説させていただきました。
・フィナステリド=成分
以上のような認識で覚えておいてください。
フィナステリドの副作用について
フィナステリドの注意したい副作用
・性機能が減退する・肝機能が低下する
・うつ状態になりやすくなる
フィナステリドには主に3つの副作用が生じると言われています。
まずは一つずつどんな症例があるのかご紹介していきます。
●症例1:性機能が減退する
フィナステリドはAGAを防止するために男性ホルモンを抑制させる効果があります。頭皮の問題において男性ホルモンは厄介な問題となりますが、一方で性欲の促進や勃起、精子の生成などを行う際に大きな役割も果たします。
発症率は非常に低いのであまり心配はいりませんが、フィナステリドを摂取することでこうした症例が生じる可能性も少なからずあるという点は覚えておきましょう。
●症例2:肝機能が低下する
フィナステリドは摂取されると、肝臓で代謝されてから頭部へ運ばれます。
肝臓で代謝するという行為は肝機能への負担が増えてしまうため、人によっては極端に肝機能が低下してしまうという可能性もあります。
ただ、現状フィナステリドを服用したことで肝機能障害が生じてしまった人はほとんどいません。体質によって副作用が極端に出る人と出ない人で別れてしまうため、体調に考慮しながら薬を摂取するようにしましょう。
●症例3:うつ状態になりやすくなる
フィナステリドを摂取してうつ状態になってしまったという症例も少ないですがあります。具体的には、人を前向きな気持ちにさせる神経活性ステロイドという物質を抑制させてしまうのです。
フィナステリドには性機能を減退させる可能性もあり、きちんと機能しなくなる歯がゆさからうつ状態に転じてしまう可能性もあります。ただ発症率に関しては他の症例と同じく非常に低いため、あまり心配する必要もありません。
以上3つの副作用をご紹介させていただきました。
ただしこれら副作用に関しては発症率は少なく、平均発症率は2%を切っています。体質や体調にもよりますが、実際にフィナステリドを服用して副作用に悩まされる可能性は低いと考えてよいでしょう。
もちろん、100%副作用がないという訳でもないため、もし体調が悪くなった際には早急に医師の相談を受けてください。
フィナステリドの口コミや評判は?
ここではフィナステリドが配合されいているプロペシアの口コミや評判を分析してみましょう。(育毛剤naviに投稿された口コミを抜粋しています)
最初は抜け毛が増えるが徐々に効果が!(30代男性)
半年ぐらいで効果あり(50代男性)
副作用なのか?怖くて使えない。(20代男性)
使い続けないといけないのが悩み(40代男性)
プロペシアを服用することで、時間はかかりますが薄毛に対して効果が期待できる口コミが多い気がしますね。
一方で、精力減退や機能障害などの症例が出てしまった方も少なからずいます。本当にプロペシアを服用したせいかどうかは難しいですが、抜け毛を解消するためには、多少なりとも身体に悪い影響も出てしまうということでしょう。
風邪薬を服用することで眠気が生じてしまうなど、副作用が出てしまうということは、ある意味効果がある証拠になります。効果に期待するか現状維持のままにしておくか、しっかりと考えて服用するようにしましょう。