女性の薄毛原因と育毛対策!本当に髪を生やしたいなら育毛剤はダメ?

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育毛剤コラム「女性の薄毛原因と育毛対策!本当に髪を生やしたいなら育毛剤はダメ?」|イメージ画像

掃除をするときに、落ちている抜け毛が目立つなんてことはありませんか?

そのまま薄毛への対策をせずに放置しておくと、徐々に分け目が広がってきたり、前頭部から薄くなってきたり、髪全体が細く弱くなったりとなかなか改善が難しい状態へ悪化していきます。

ひと昔前では、薄毛は男性に起こるものとして考えられていましたが、食生活の変化や女性の社会進出と共に女性の薄毛問題が浮き彫りになってきました。

薄毛の原因が分かればちゃんと対策が取れるんです。まずは薄毛の原因から探っていきましょう!

薄毛改善の第一歩は原因の分析から!



女性の薄毛7の原因と対策

女性の薄毛の原因はいくつもあるのをご存じですか?
主な原因7つとその対策を見てみましょう。


①FAGA(女性男性型脱毛症)

男性の薄毛が医療機関で治療できるというCMで、一気に認知度が上がった「AGA」ですが、男性ホルモンが毛包の内部の酵素と結合して「DHT」という髪の成長を妨げる物質を生み出すことで薄毛に繋がるのです。

女性でも誰もが少なからず男性ホルモンを分泌しています。ホルモンのバランスが崩れ、男性ホルモンが優位になると「DHT」が生み出されやすくなり、その他の要因と合わさってさらに薄毛に繋がることになりかねません。

この状態を「FAGA(女性男性型脱毛症)」と呼びます。

女性の薄毛の約半数がこの「FAGA」が原因とされていて、頭頂部や前頭部から薄毛になる男性とは違い、髪全体が薄くなるという特徴がみられます。もしあなたの悩みが髪の一部分の薄毛なら、他の原因を疑ってみましょう。

皮膚科や脱毛専門外来ではFAGAの治療もできますが、まずはホルモンのバランスを整えるために十分な睡眠とバランスの良い食事が摂れるように、生活習慣を正してみましょう。



『睡眠と食事』は薄毛にも大きく影響をもたらせる可能性が高いのです!


②ストレスによる脱毛

ひとことで簡単に済ませられないほど、ストレスによる薄毛はさまざまな起因が複雑に絡み合っています。

・睡眠不足(不眠症)
・食欲減退
・過食

ストレスを抱えている方は、このような状態の方も少なくありません。この3つは総合して「生活習慣の乱れ」として、自律神経が乱れる原因でもあります。

自律神経が乱れると交感神経が優位になり、交感神経が優位になると眠れなくなったり日常的に血管が収縮を起こすため、血行が悪くなってしまいます。

これらはストレスによる脳卒中や心筋梗塞の要因といわれていますが、血流が悪くなることで頭皮に十分な栄養が行かなかったりと、悪影響を与えることにも繋がります。

強い心的ストレスを受けると、頭皮の一部分の髪がごっそり抜け落ちる「円形脱毛症」にもなりかねません。この状態ではホルモンバランスが崩れやすくなります。

さらに質の高い睡眠は日中受けた細胞のダメージを回復してくれる役割があるので、睡眠不足ではダメージがどんどん蓄積されてしまいます。上手にストレス発散できる方法を探してみてください。

またいわゆる10円ハゲは放置されやすいですが、その範囲が500円大になり、さらには手のひら大以上に拡大することもあります。

大手の皮膚科では「脱毛症専門外来」も設けられているので、早い段階で病院にかかりましょう。

日頃からストレスを溜め込んでしまう人、心配症な人は要注意です


③出産後の脱毛

出産後に抜け毛が酷くなり、頭髪の一部分や全体が薄くなることで知られていますよね。芸能人もブログで産後の抜け毛や薄毛について悩みを告白しています。

女性ホルモンの一種である「エストロゲン」や「プロゲステロン」は、髪の生成やヘアサイクルの促進などに必要な成分です。

エストロゲンやプロゲステロンは妊娠中に胎児を守るため大量に分泌されるため、肌ツヤが良くなり髪もサラサラ・つやつやになる体験をする方も多いです。

しかし出産後はエストロゲンとプロゲステロンの分泌は大幅に減り、育児にかかりっきりになるために睡眠不足やストレスでホルモンのバランスまで乱れてしまいます。

産後の薄毛は一時的ではあるものの、様々なSNSに投稿されている画像を見るとかなり酷い産後抜け毛に悩まされている方が大勢いることが分かります。

これから出産される方は、今のうちに薄毛への予防策や対策を調べて備えておくと安心です。但し、妊娠中や授乳中には使用できない育毛対策商品も多くありますので注意をして下さい。

子育て中はストレスがかかりやすいので、育毛剤などの対策が効果的です!


④経口避妊薬(ピル)の常用

ピルはただの避妊薬としてではなく、PMS(月経前症候群)の痛みや不調、生理不順への対策として10代から飲んでいる方もいます。卵子の温存を目的として飲まれている方もいますよね。

低用量ならそれほど副作用の心配はありませんが、長く常飲したり合わないピルを服用し続けるとそれだけ副作用が出る可能性が高まります。

ピルを飲み続けている間は生理が来ませんが、これは「妊娠している状態」を脳に錯覚させている状態です。しかし服用を止めると「出産した」と認識するので、産後と同様に薄毛に悩まされるのです。

これらは副作用として認知されていますが、あまりに酷い抜け毛なら医師に相談してください。自分に合うピルの種類なら、副作用も出にくくなります。


⑤更年期による脱毛

以前は更年期といえば50代頃から始まるといわれていましたが、社会進出によりストレスを抱えたり生活習慣が乱れてしまう女性が増加し、20~40代の早期に更年期障害の症状が現れる「若年性更年期障害」を発症してしまう方も増えています。

更年期による薄毛も、やはりホルモンバランスの乱れやそれに伴うFAGAがひとつの要因です。

産後に女性ホルモンが減る以上に、閉経した方の女性ホルモンの分泌量は相当減少してしまいます。いかにホルモンバランスが頭髪に影響しているかが窺えますね。

更年期障害の治療の一環としてホルモン補充療法がありますが、減少したエストロゲンやプロゲステロンを投与してホルモンのバランスが保たれると、薄毛も改善される場合があります。

なかなかい自分でバランスを取るのが難しい更年期。薄毛対策には育毛剤など外部からの刺激が有効的です!


⑥過剰・偏ったダイエット

食生活の乱れからくる薄毛のことですが、髪の毛を司るホルモンは女性ホルモンなので、男性ホルモンが増えやすい食品を多く摂ると育毛に影響してくるというわけなんです。

男性ホルモンが増えやすい食品

・お酒
・甘いもの
・油分の多いもの
・肉

近年「糖質ダイエット」がブームで、糖質の低い肉類や油分ならたくさん食べても大丈夫!という情報が流れています。

筋肉を作りやすくし、低糖質の状態は体内の脂肪からエネルギーが消費されるので一見理にかなったダイエット法といえます。

しかし男性ホルモンが優位に立ちやすくなるので、どうしても薄毛になりがちですし、栄養バランスが偏った食事だと髪どころか肌にも悪影響が出てしまいます。

女性ホルモンの分泌を促し、女性らしい体つくりをするためには「低糖質+女性ホルモンの分泌を助ける食品」を摂り、ホルモンのバランスを取ることが一番です。

女性ホルモンが優位になるための手助けをしてくれる食品

・大豆製品
・魚
・ナッツ類
・ラウリン酸含有のオイル
・キャベツ

言わずと知れた大豆製品に含まれる「イソフラボン」は女性ホルモンに似た働きをしてくれ、アーモンドなどに含まれるビタミンEは女性ホルモンの分泌を促進し、赤身の魚はエストロゲンの代謝を促します。

キャベツはエストロゲンの血中濃度を高めてくれるのでおすすめですが、有効成分である「ボロン」は熱に弱いので生で食べましょう。

ラウリン酸はココナッツオイルに多く含まれ、ホルモンの分泌を促す作用があります。

一部の情報だけに踊らされるダイエットは危険です。ホルモンバランスだけでなく、自律神経をも乱しかねないので気をつけたいですね。


⑦ヘアスタイル・シャンプーなどの外的要因

髪の生える方向で大体分け目が決まってしまいますが、毎日同じ分け目だとそこだけ紫外線によるダメージを受けてしまいます。

ホコリや気温の変化にも露出している分け目の頭皮が敏感に反応することになるので、分け目が広がりやすく、そこだけ髪が薄い印象になってしまいます。

こういった外的要因以外にも、いつも髪を結んでいる方は注意が必要です。「牽引性脱毛」といって、髪をゴムでまとめると常に引っ張っている状態になるので、気づかないうちに頭皮にダメージを受けて、薄毛に繋がってしまいます。

また、シャンプーの使用量や洗い方が自己流になっていませんか?頭皮の皮脂腺は顔の2~3倍といわれています。髪がベタついたり、臭いが気になるとシャンプーの量を多く使いがちですが、シャンプー前のシャワーで、頭皮の約7割の汚れが落ちるのはご存じでしたか?

丁寧にシャワーですすぐことで、シャンプー量を減らすことができます。するとおのずと頭皮や髪に必要な油分が残り、シャンプーのすすぎ残しの心配もなくなるのでおすすめです。

そしてコンディショナーは頭皮に残りやすく、頭皮につける必要もないので、少量を毛先だけに馴染ませましょう。

正しいシャンプーの仕方と、毎日同じヘアスタイルにしないことで外的要因による薄毛の改善が見込めます!

シャンプーの使う量が多い人は要注意ですよ!

薄毛対策をするために大事なポイント

ステップ1:原因(タイプ)を知る
ステップ2:自力で対策してみる
ステップ3:育毛剤などを利用してみる
ステップ4:医師に相談してみる

まずは薄毛の原因を知ることが大切になってきます。そしてその原因を解消するために何をすべきなのか…自力で対策をするのか、育毛商品を使ってみるのか、効果が強い薬を求めて医師に相談するのか、方法は様々です。

基本的には「自力⇒育毛商品⇒薬(医師相談)」という順番が理想なのでまずは自分のできることから始めてみてはいかがでしょうか?

副作用や宣伝に注意!育毛剤選びの落とし穴

生活習慣の見直しや正しいシャンプー、マッサージもやってみたけど効果がいまいち…という方は、次の手段として育毛剤が頭に浮かぶと思います。

たくさんの製薬会社や輸入会社がこぞって広告を出していますよね。
「〇〇を使ったら毛が生えてきた!」「△△使用後、3か月でかなり髪が増えました!」など本当に信じていいものか分からないような情報が溢れています。

まず最初に言いたいのは、「よく目にするその広告はすぐには信用しないでください!」特にビフォーアフターの写真が掲載されているのは信憑性が高いと思いがちですが、写真や口コミだけで判断するのはやめておきましょう。

ビフォーアフターの写真は『半分ウソ』ぐらいの気持ちでチェックするといいでしょう。

写真や口コミ全てが嘘とはいいませんが、それより信頼できるのは「どの有効成分がどれだけ含有されているか」です。

また、副作用も見過ごせません。育毛剤・発毛剤に使われている成分は稀に副作用を起こす可能性があります。

副作用には育毛剤を使い始めてすぐに抜け毛の量が増えたり、頭痛・めまい・吐き気・発汗や頭皮のかぶれといった一時的な症状から、手足のしびれ・動悸などの症状まであります。どの国産メーカーもよほど安全なものを使用していますが、高い効果が期待できる医薬品の場合だとより副作用のリスクが高まります。

女性向けの育毛剤は無添加などの体に優しい成分で作られているものもありますが、「男性向けの方が効き目が強そう」といった理由で男性用の育毛剤を使用することは危険です。

特に「フィナステリド系」の育毛剤は、妊娠中の女性が触れるだけで胎児に悪影響を及ぼすほどの副作用があるので、注意書きに「未成年・女性・妊娠中の女性の使用禁止」と記載されているものもあるほどです。

女性向けの育毛剤にフィナステリド系のものはありませんが、海外の育毛剤は成分が書かれていないものも多いので、安易に手を出すのはやめておきましょう。

副作用に関する豆知識

・いくら安くても海外製品は使わない(絶対!)
・「フィナステリド系」の育毛剤は注意(特に妊婦さん)
・広告の情報や口コミは信じすぎない

女性の薄毛に効果的な成分って?

育毛剤に含まれる有効成分はたくさんありますが、医薬品・医薬部外品共に化学成分のものや自然由来の成分が使用されています。

有効成分

酢酸DLaトコフェロール(ビタミンE誘導体)、グリチルリチン酸ジカリウム(甘草由来)、グリチルリチン酸2K(甘草由来)、アミノ酸、センブリ(漢方)、昆布など

他にもありますが、大切なのは育毛剤の成分表をチェックすることです。エタノールや精製水が成分表の筆頭にある育毛剤はおすすめできません。

成分表は、含有量が多い順に記載される仕組みなので、これらの有効成分が最初の方に書かれているものは信頼できる育毛剤といっていいでしょう。

おすすめ!女性向け育毛剤3選

では有効成分がたっぷり含まれた育毛剤はどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめの育毛剤をご紹介いたします。

■マイナチュレ

マイナチュレ

27種類の天然成分+10種のアミノ酸が配合されている自然派育毛剤です。11成分無添加の育毛剤なので安心して使うことができます。

継続推奨期間は6か月で、満足できない場合は6か月分の商品代金を全額返済してもらえるのが嬉しいポイントです!

通常価格は5,945円+送料ですが、6か月の定期コースだと送料無料で初回半額の2,980円でとてもお得に始められます。無香料・無着色で敏感肌の方にもOK!副作用の心配もないので妊娠中の方や妊婦さんでも使うことができます。

極めつけは3種の育毛有効成分が配合されていて、医薬部外品として厚生労働省の承認を得ているので育毛剤としての効果・効能はお墨付きなんです!公式サイトへ

■ベルタ育毛剤

ベルタ育毛剤

33の頭皮ケア成分をナノ化することで浸透力に特化した育毛剤で、その99.6%が天然由来成分なので刺激も少なく安全性が高いため人気です。

全額返金保証がついた定期便パックは通常4,980円ですが、初回価格3,980円で始められます。頭皮クレンジングジェル(2,000円相当)が毎回セットで届くのでお得感もありますよね。

2016・2017年と2年連続してモンドセレクション金賞を受賞しているのも信頼できる証です!公式サイトへ

■ミューノアージュ

ミューノアージュ

皮膚科と共同開発したクリニック発想の育毛剤として話題になっているミューノアージュは、2週間分が1,980円から試せるため敷居が低くコストパフォーマンスに優れています。

1剤と2剤に分けられたシステムでは、1剤で頭皮ケアをし2剤で薬用育毛成分を浸透させるという画期的なWステップになっています。

5つの育毛有効成分に加え、6つの無添加なので刺激も控えめです。

使用後2か月目から抜け毛が減る方も多く、比較的早く効果が実感できる育毛剤で、医薬部外品なので効果もしっかり期待できますね。公式サイトへ

育毛剤を選ぶときのチェックポイント

・2回目以降の料金
・解約できるまでの縛り回数
・育毛剤に入っている成分
・返金保証の条件

育毛剤を選ぶときに失敗しがちなのは、初回だけ安くて、2回目以降は高いケースです。「こんな金額毎月はキツイ…」となると続けることはできませんし、効果もほとんど現れないでしょう。育毛剤は続けることが重要になってきますので、まずは続けられそうな価格のものを選びましょう。

また初回が安いからという理由で買ったら、「○回注文しなければ解約できない」こともあります。これは初回を安くして多くの人に使ってもらう戦法になるんですが、今でも解約に関するトラブルが後を絶ちません。しっかりと『初回が安い条件』を確認してから購入するようにして下さい。詳しくはコチラ⇒『なぜ、初回が安いのか?買わせるためのトリックとは?』

育毛剤の効果を感じるのには最低でも3カ月ぐらいが必要と言われていますので、短期間だけの使用での効果はほぼないので注意して下さいね!

試してみて!自分でできる薄毛改善対策

自分でできる薄毛改善対策があれば、育毛剤は最後の手段として残しておきたい方や、育毛剤と併用して育毛効果を高める手助けになりますよね。

実は自分でできる改善対策が、しかもお手軽にできるんです!

・頭皮を温める

頭皮の血行促進と毛穴の汚れを浮き上がらせることが目的で、蒸しタオルがおすすめです。

お風呂の前にするとこの後のシャンプーの効率が上がるだけでなく、リラックス効果もあるんです。大きめのタオルで顔や首も同時に温めるとよりリラックスできます。

・シャンプー前のブラッシング

100円ショップにある洗いやすいコームなどを使って髪をとかしていきます。こちらも血行促進と髪の汚れを落とす効果があります。

・血流促進が期待できる食品を摂る

玉ねぎは血液をサラサラにする効果があることで知られていますが、シナモンには血管拡張作用があり、民間療法として冷えや薄毛対策に使用されたり、漢方薬(桂皮)としても知られています。

・睡眠時のダメージを最小限に

枕カバーをシルクのものにするだけで摩擦が抑えられ、頭皮や髪のダメージが抑えられて髪がつやつやになると最近人気が高まっています。

シルクのヘアキャップもありますが、人により蒸れることもあるのでできれば枕カバーがおすすめです。

まとめ

女性の薄毛の原因と対策、実に様々でしたよね。

まずは生活習慣を改めてみて、それでも改善が見込めない場合には有効成分がしっかり入った育毛剤の力を借りるのもひとつの手です。

薄毛は早い段階で対処できれば回復も早いので、気になった日から対策を始めることをオススメします。

育毛対策まとめ

ステップ1:原因(タイプ)を知る
ステップ2:自力で対策してみる
ステップ3:育毛剤などを利用してみる
ステップ4:医師に相談してみる

薄毛の原因を知ることでどんな対策が有効的か分かります。まずはできることから少しずつ始めることをオススメします。

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